売却に特化する理由
その不動産会社のメインのお客は誰?
メインのお客様は買いたい人
ほとんどの不動産会社は「家を買いたい人」をメインに仕事をしています。
通常、不動産会社のホームページをみてください。
・売却物件が豊富な当社にお任せ下さい
・会員限定の物件がたくさんあります
・物件探しの注意点
・物件探しの流れ など
物件探しをされるお客様向けのコンテンツがあふれているでしょう。
そして、ホームページの片隅に「売却物件募集中!」というバナーが設置されているくらいではないでしょうか。
問い合わせフォームに物件情報を入力するくらいで詳しい説明はないのです。
割合でいうと99%が買いたい人向けのコンテンツとなっているのです。
わずか1%だけが売主向けとなっているのです。
どちらを優先しているかというと 買い手>売り手 ということは一目瞭然でしょう。
買い手と売り手が求めるものは逆
買い手は「なるべく安く買いたい」売り手は「なるべく高く売りたい」と考えます。
買い手は「不具合があるか不安」売り手は「不具合の責任は負いたくない」と考えます。
買い手と売り手が求めるのは逆です。
そんな考え方の異なる買い手と売り手の 両方に対して、都合の良いことだけを言うことはできないのです。
求めるものが逆の相手に対して、どちらにも良い顔をすることはできるわけがありません。
買い手には「安い物件がある」と言い、売り手には「高く売ることができます」と言っている人をあなたは信頼できますか?
当社は売主様の立場で物件の価値を最大限高められるように戦略をつくり行動します。
不動産を売却される方向け100%
当社のこのホームページは不動産を売却される方向け100%の内容となっています。
ですから、ホームページのどこをみても「物件を探している方はこちら」という言葉はありません。
どうしたら高く売れるのかを日々研究して、実践しています。
当社が売却に特化している理由
売却に特化している理由
「あなたは売り手と買い手のどちらの味方なのですか?」
3年前に売主様にお客様に言われた言葉です。
当時、私は不動産会社で仲介の仕事をしていました。購入を検討している方から「500万円安くなったら買うよ」と言われました。
私は思いました。
「売主のお客様さえ値引きに納得してくれたら取引がまとまる」
そして、売主様を訪問して取引をまとめようとしました。
その時にお客様に言われたのです。
「あなたは売り手と買い手のどちらの味方なのですか?」
私はハッと気づきました。
いつの間にか売主様のことよりも買主様のことを、
いや取引を成立させたいという自分のことを優先していたことを。
結局、その取引はまとまりませんでした。
この時の苦い経験をした時から「完全に売主様の立場で高く売ることに全力を尽くす仲介がやりたい」と考えて、売却に特化した不動産仲介会社をつくったのです。
売却に専念することは覚悟が必要だった。
普通の不動産会社で働いていた私にとって、売却に特化するということは怖いことでした。なぜなら、売却に特化することで、「物件探しをされているお客様は優先しない」ということでもあるからです。
不動産会社に勤めている知人からは
「うまくいくわけがない」
「前例がない」
「悪いことは言わない。やめたほうがいい」
と言われました。
それでも、私は「売る人を最優先に考える不動産会社」をつくりたかった。
買いたい人よりも売りたい人を優先する不動産会社があってもよいと思ったからです。